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プロ向けのタクティカル装備品のお店。本物志向の装備品やウエアを探している人は是非、一度ご来店下さい。

IR対応スプレー塗装術 その2


IRスプレーによる塗装術
今回は実践編になります





まず銃本体に満遍なくタンカラーを吹きます。これが下地になります。丁寧に塗らなくてもよいですが、全体的に満遍なくムラなく吹いていきます。
スコープも同様です。



次にブラウンをアクセントつけて塗ります。
また迷彩のように強弱をつけます。



ODも同様に塗っていきます。



まずはここまで一段落です。特に見本などはなく、なるべく銃の形がわかりにくいように心掛けます。
これでも迷彩効果は高そうですが、これから先がプロの仕事になります。



次にグレーを全体に薄く吹いていきます。これはブラウン、ODのままだとコントラストが強すぎてかえって目立つなのだそうです。
つまり森林の中など、陽に当たらない場所ではこのままでも問題ないそうですが、明るいところに出るとそのコントラストが非常に目立つなのだそうです。
そのため、全体的にグレーを吹いてコントラストを抑えます。




次にメッシュをかけて、タンを吹いていきます。全体的にではなく、アクセント的に入れていきましょう。
メッシュは当店で取り扱いのTACTICAL CONCEALMENT
TACTICAL MESH HDを使用しました。

参照:TACTICAL MESH
https://pselite.militaryblog.jp/e974980.html



よく見かける迷彩塗装のようになってきました。複数の網状の塗装によりさらに銃の形状がわかりにくくなります。




またコントラストを抑えるためにメッシュ越しにグレーを吹いていきます。




最後にODやブラウンをボタンをゆっくり押すか逆さにして、ちょっとずつ吹くようにし、塗料のダマを落としていきます。
実際はツルツルですが、鮫肌のようになりました。



これでカモフラージュ塗装完成です。
プロは全体的にはタンカラーベースに仕上げるそうです。
以上の工程で納得できなかったらまた塗りなおせばOKです。
ちなみに下にギリースーツを引いて塗装したので、一緒にカモフラージュできました。
またIRスプレーは銃3挺分くらい塗装できそうです。まだ半分以上残っています。
作業自体もマスキングから始めても2時間程度で終了できます。



塗装工程はこれで終わりますが、塗装コンセプトについても近いうちにご紹介したいと思います。




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